わがままだと思われると思いますが、私は、援助交際という男女の関係があまり好きではありません。
出会い系サイトを利用して自分の体を売るような真似をする女が、同じ女として本当に不潔だと思いますし、いくら自分の人生には関係がないと思っても、やはり許せないというような思いがあるのです。
他人事なので放っておけばいいという話なのですが。

私はだから出会い系サイトを利用した経験がほとんどありません。
お見合いで知り合った旦那と結婚して、子供も二人授かって、普通の毎日だけど幸せな人生なのです。
普通に生活できることが一番大事なことだと、私は思っていました。

でも、やっぱり倦怠期というのでしょうか、あまりにも普通の毎日が唐突に嫌になるということはあるのです。
幸せなはずなのにどうして今の生活が嫌になるのか、自分でもうまく説明できない部分というものは確かにあるのですが、しいて言うならやっぱりいつもとは違う刺激みたいなものがほしいのかなと思います。
普通の生活というものを望んで、今までは普通の生活で十分に満足してきたはずなのに、結婚生活を長く続けて来ていきなり、刺激がほしいと思うようになるなんて、自分でも自分の気持ちがよく分かりませんし、たぶんこれはわがままなんだろうなと思います。

私は最近、家の中で独りぼっちだなと思うことがあるんです。
二人の子供も大きくなって、二人とも男の子だからか、母親にべったり甘えてくるということもあまりなくて(不思議な話ですが、マザコンとか言って母親に甘える男の子がたまにいるじゃないですか、ああいう子供を持つ母親がうらやましいなと思うことがあるんです)息子が二人ともそれぞれの友達関係とかで忙しくて、家にいてもじっくりと話す時間がないんですよね。
それがすごく寂しいんです、自分が若かった頃は、子育てがすごく大変だった印象しかなくて、何もしなくても子供が甘えてくるので、ちょっとくらい一人の時間がほしいと思ったくらいでしたが、子供が無事に大きくなって甘えてこなくなると、そのことがすごく寂しく感じられるんです。
かといって、母親の私から「もっと甘えてきなさいよ」なんて言うのは絶対におかしな話ですし。

家庭内の環境がものすごく悪いということはありませんが、それでも息子は反抗期ですのでなおさら私に甘えてきません。
どちらかといえば、息子は二人ともしっかりしていますので、私がいなくてもたいていの事は自分でできてしまうんです。
母親としての仕事が少ないのはありがたいことかもしれませんが……やっぱり寂しいんです。
私に甘えてこないのは主人だって同じで、主人がしっかりしているのは結婚前からわかっていましたが(主人のそういうところに惹かれて結婚したという経緯は間違いなくあるのですが)あまりにもなんだか私が必要とされていないような気がするんです。

私が歳だというせいもあるかもしれませんが(そういうことは絶対に考えたくないのですが)主人が私を女として求めてくる機会も、昔ほどは多くなくなったように思います。
夫婦の間にセックスレスの期間が続いているということはありません。
お互いになんとなくほしくなってセックスすることはあります。
けれどもそれにしたって、旦那は私のことをどう思っているのだろうかと、不安で仕方がないことがあるのです。
旦那はひょっとして、私となんてセックスしたくないのではないか、主人は何か自分に不満があっても、よほどのことがない限りそれを口に出していうことは無い人なので、私とのセックスに不満を持っているのかどうか、そういうことがあまりわからないのです。

私はもっと、必要とされたいのです。
家族として、女として必要とされたいのです。
けれども、私が家族から必要とされているのかどうかということに自信が持てなくなり、そのことがあまりにも寂しくて、気が付いたら出会い系サイトを利用していました。
出会い系サイトを利用し始めた動機は、自分のことを女として認めてくれる男性と出会いたいからですが、どんな言葉を使ったとしても、私がやっていることは不倫なのです(参照サイト【不倫とセフレの違いとは】)。

出会い系サイトを利用して不倫をしている女性は全国に大勢いるのだという話を聞いたことがありますが、まさか自分だけはそんなことをするはずがないだろうと考えていました。

年を取って、経済的に少し余裕があるので、出会い系サイトを利用して気に入った男の子(若い子が多いです)には、お小遣いを渡したりして、私のそばからいなくならないでというメッセージを送っているのです。
やっぱり、女として必要とされなくなる寂しさだけは味わいたくないという思いが非常に強いです。
私のやっていることはつまるところ逆援助交際というものだと思います。
出会い系サイトを利用して援助交際というものをする女性たちを軽蔑していたくせに、いざ自分がそういうことをやっているのだということが信じられませんが、もうどうしようもなく止められません。